再び暗雲たれこめる
「その日」は10日後、9月30日にやってくる。
保育園閉鎖ですとも。
お盆明けに告知を受け、水面下でこっそり転園の準備を進めていた大人たちの努力を尻目に、あいつはたぶん既に色々察知している。
ここ数日の荒くれぶりといったらないです。
あえての先生への執着見せつけ
甘ったれ倍増
夜驚症絶好調
しかも、赤ちゃん返り絶頂期とは違って、今の息子は言語を使いこなしている。
「さびしい、さびしいの…。」
「一人はさびしいの」
「さびしくて待てない」
「やさしくして」
やってることは甘ったれのくそわがままなんですけど、要所要所にこういった切なげな言葉を挟み込んで、突っぱねる側の罪悪感をあおってくる。
こんな情緒不安定が続くくらいなら、閉鎖日を待たずにとっとと新しい保育園に入れてしまおうかとも思う。
が、もうなんとなくごまかしきれる年齢は過ぎた。
何らかの形できっちり先生や保育園にお別れをしない限り、ずっと泣いて引きずる。ような気がする。
どんどん閉鎖の準備が進む保育園に通い続け、最終日にお別れを言うなんてことが、本当に息子のためになるのか?
でも、それをしなければ毎朝「こっちじゃない、前の保育園に行く。○○先生に会う」と言って泣くだろう。
私も自分の決断に自信が持てないままです。
ところで、この騒動のさなか、閉鎖1週間前に息子は三歳になります。
魔の二歳とか言うけど、ホントにこの一年は魔でしたね。息子も大変だったけど全力でぶつかられる私もつらいよ!さすが本厄だけあるね!