男の子は甘えん坊☆じゃ済みませんから。
お久しぶりです。
就職活動を始めたので(職業訓練に通い始めました)、思うところあっても文章にまとめる余裕を失っていました。
さてさて、息子が風邪を引きました。
インフルエンザではなかったのですが、高熱が5日続き、わりと大変でした。私が。(本人は熱があっても元気なので)
職業訓練で会う、大きな子供のいるお母さんたちにも言われました。
「男の子はみんな甘えん坊よ☆」→(息子の具体的な行状 を話す)→「男の子は甘えん坊だけど…息子ちゃんは特に感じやすいのねえ…うちはそこまでではなかったわ」
はい。
薄々感じてはいましたが、うちの息子けっこう厄介ですよね?
目を離した隙にいなくなるとか、奇声を発するとか乱暴を働くとか、そういうことはしないです。保育園でも、お友だちには優しいし先生の言うことはよく聞くしお片付け等も進んでやると評判のようです。
しかし、対母親の執着心がオカシイ。
具合が悪いとさらにパワーアップします。
肉体的に密着していないとダメみたいで、私は今回の風邪の間なに一つできませんでした。
寝るときも私にしがみついて離れないので、私は数日間寝返りひとつできなくて、完全に首と腰を痛めました。なにぶん反対側に乳児が寝てますからね。添い乳とはいえ夜間も授乳してますからね。無理がある。
しかも、あいつ頑固で。
咳がひどくて、痰がからんで苦しいみたいなんですけど、水分をとってくれない。どんなに言い聞かせても。必要性を訴えても。ジュースでもだめ。
高熱で錯乱して眠れてないから座薬を突っ込みたいじゃないですか。これも全拒否。
問題の解決に向けた具体的提案は全て拒否した上で、苦しさは母ちゃんに全面的に甘えることでどうにかしてもらおうという姿勢ですよ。
疲労困憊。
男の子は甘えん坊っていうか…。これ、ストーカーだよね?その、もしかしたら私の心が狭いだけで、世の中の皆さんは微笑ましいこととして受け止めていらっしゃるのかもしれないんですけど、「僕のことだけ見つめていて全て世話して抱き締めていて僕の退屈度に応じて適切な遊びを提案して手取り足取り準備して盛り上げて膝枕または腕枕は常に待機してて」みたいなのが5日も続くと、そろそろ司法の手が入ってもいいんじゃないかって私は思いました。
というわけで、昨晩熱が下がりましたので、その他の症状もやや回復のきざしが見えてきましたので、普通はこの週末は家で様子を見て週明けから保育園ね、という流れなのでしょうが、今朝はもう保育園にぶっこんできました。
案の定行きたくないと泣き叫ぶ息子。
保育園に着いてもギャン泣き。
そんな我が子を尻目に園のドアを閉めて颯爽と車に乗り込んだ私に、一切の罪悪感はございませんでした。
幼児といえども、家族といえども適切な距離感ちゅうもんがあると…いやもう、ほんと私を一人にしてください。私が発狂する前に。
冬はまだまだ続きますね。
お子さんの看病で闘うみなさま、くれぐれもご自愛ください。精神的にも!ていうかむしろ精神的に!
夫という人
夫の話です。
前記事で夫への怒りをそのまんま垂れ流してしまいました。
今朝もムカついたし昨夜も怒りました。あなたが風呂に入ったらそこで出たタオルを含めて洗濯機をまわします、それを干してから寝ますって言ってるのにいつまでもダラダラしてるからさー。
が、ここのところずっと、この人偉いなーとも思ってます。
なんかね、言えばやってくれるんだよね。
息子への対応も、
ある程度甘えを受け入れてると、満足して自分で着替えたり食べたりするみたいよ
とか
私が叱ってるときには一緒に叱りつけないで、仲裁したり逃げ場になったりしてほしいよ
とか
夫に言ったら、まあその時は不機嫌になったりもするんだけど、次からはその通りにやってくれるんですね。
この人いいひとだなーと思いました。
今、私は専業主婦なのですが、間もなく外に出ることになってます。
で、家事を回すことに不安があるのですが、その話をしてるとき、ごく普通に自分も同じだけの負担を負うつもりの意識でいることが感じられる発言があったのです。
や、まあ当たり前といえば当たり前なんだけどさ、すごいなーと思って。
実際帰り遅いし、何をしてくれるとも期待してないけど、妻が何もかもやるべきとは思ってないんだっていうのが嬉しかった。
そもそも、私が専業主婦やってても「俺が稼いでる」「家事はお前がやって当然」とは考えてないっぽくて、(じゃあ進んで家事をするかといえば別にしないけど)なかなかいいひとだなーとは思ってた。
しかしその一方で、朝全員で支度して家を出るためにこっちが焦ってバタバタしてるのに、一人優雅にひげを剃り、あれこれ頼めば「俺はいつひげを剃ればいいんだ」とかトンマなことを言うので、ばっかじゃねえのと腸煮えくり返っていました。
だから、視覚化してやりました。
朝どんだけのやらねばならぬ項目があるのか、全部書き出してやった。そんで壁に貼ってやった。
ついでに夜の家事も書いといた。
そんでザッと説明した。これをすべてクリアして○時に家を出るんだよ、と。
その時は夫の反応は鈍かったのですが
翌朝、ちゃんとやってくれてました。
この人偉いなー、と、また思った。
それは昨日の話なんだけど、今朝も黙って皿を洗ってくれてました。
わかるように説明して、言えば動いてくれるんだ…。
やってほしいなら一人でイライラしてないでわかるように説明するってことも、家事育児を夫も分担することも、理屈で言えば極めて当たり前のことなんだけど、実際あんまり当たり前じゃなかったかも。
夫にイライラしてばかりだけど、説明すれば大体のことはやろうとしてくれるんだから、それってかなり明るい材料だ。
なんもしねえ、気が利かねえ、先を見通さないこと甚だしい、と夫に憤慨していたけど、私が説明の仕方を工夫すればそれですむ話だったのかもしれない。
しかも、私が口うるさくて夫はそれに妥協して自分の行動を(ある程度)変えてくれているのに、この夫は私の家事が滞っていても文句も言わないしやり方にけちもつけないし働いてるからっていばりもしないし、
この人いいひとだなー(二回目)
この人偉いなー(三回目)
って、思いました。
「いい人だなって思うんだけど、たぶんこの人と付き合ったら幸せになれると思うんだけど、顔だけあんまり好みじゃないんだけど、どうしよう」
って相談したときに、「アンタの好みではないかもしれないけど全然悪い顔ではないしそもそも外見は問題じゃないからとっとと付き合え」的な助言をしてくれた友達は正しかった。ような気がします。
夫が敵になってはならない。からどうしよう。
今日の議題はコレです。
箸が転げても泣き叫ぶお年頃の息子への対応に悩み苦しみ、ここまでは叱る、ここは見ないふりする、みたいなラインをさぐりながら人手が増える週末を待ちわびるじゃないですか。いざ週末になったら夫が全てを無視して自分の感情のみで叱ったり切れたり意地張ったりするアレ何なのかな(´∀`)
— えり (@yasumilk0923) 2014, 10月 5
まじで。あれなんなん。
私の周囲に愚痴った範囲では「わーかーるー!!!」という反応が大部分だったので、よくある話なのでしょうかね。
今私ども家族四人は夫実家にいるのですが、さっきあやうく義母の前でぶちギレるところでした。(かろうじて押さえたけど私がマジ切れしているのは義母にもまるわかりであったことでしょう)
息子は最近、かなり気持ちが落ち着いてきたようでもあり、一方では解決しないわだかまりを煮詰めに煮詰め、有毒ガスが発生しているようなところもあります。
一例として、
頑なにごはんを一口ずつ食べさせてもらいたがる。
喃語や視線だけで気持ちを察してもらいたがり、要求を言語化しない。
抱っこ魔神。
癇癪野郎。
とかとか。
相変わらずろくでもないということです。
しかし、ごはんを食べさせてもらいたがるとかは、まあ今だけかなと思っています。
というのも、前に書いた通り保育園が変わってしまいまして、今はその混乱期かなと思うから。
慣れればそのうちまた自分で食べるさ、というくらいの気持ちで、私は息子の口に食事を運び続けています。つうかいちいち自分で食べさせることに割く時間も余裕もない。
なにぶん片手には赤子がいますからね。
さて、そこに週末登場するのが夫です。
自分で食え、泣くな、返事をしろ、はっきり喋れ、ちゃんと座れ…。
そりゃまあそうですよ。私だってそうしてほしい。でも、そんないっぺんにできるわけないじゃん。
ちょっと気分を乗せてやれば自分でやり始めることもあるし、本当はどうするべきかわかかってるけど意地を張ってるだけとかもあるし、機械的に正しいことを言い続けるだけじゃなにも解決しないじゃん。
しかる夫、ふてくされる息子。私が間に入ってなんとか息子の気持ちを立て直し、再スタートさせるべく「今こういう気持ちだったんだって!でももうちゃんとできるんだって!」と息子の気持ちを代弁すると、
「そうなの?ちゃんとできるの?」
とわざわざ聞き直す夫。
返事がはっきり聞こえないとまた「ちゃんと喋れ」からしかり始める夫。
ばっっっかじゃねえの
(心と言葉が荒れております)
今はっきり返事をしましょうという指導をすることと(しかも受け入れる土台ができていないし指導方法も何一つ工夫されていない)、なんとか食事を完了させて一日の予定を動かしていくことと、どっちが大切ですか?
しかも、この子を育てていく上でこれだけは身に付けさせなくてはならないと思ってやってるわけじゃないんですよ。自分が腹立ったから言ってるだけ。(「だってムカつくんだもん」と言ってました)
しつけならフォローまでして完了させろ。
ムカついて言ってるだけならすっこんでろ。私のジャマをするな。
すみません、本当に今日は荒れています。
落ち着いて考えれば、一週間働いてきて、ゆっくりされてももらえずこのめんどくさい生き物と再会したらそりゃムカつくと思うんですよ。私だって精神病むと思ってるもん。
そんでいちいち息子への口の聞き方やらタイミングやら私にあれこれダメ出しされて、それもイラっとすると思うよ。
でもさ、赤子抱えて息子の機嫌を取りながら夫の気持ちも推し量って気持ちよく育児に参加していただく段取りを整えるとか、無理じゃね?
話は変わりますが、私は「私が母親なのだから、私が一番子供の気持ちを理解している。私の方法が一番正しい」と思い込むことを恐れています。
子供にはいろんな顔があるし、保育園では私の知らない息子がいるでしょう。
私一人じゃなくて、夫の観点と基準でしつけをすることも絶対に必要。
それに、子供の前で夫のやり方にダメ出しするのもいけないと思う。
これが理想のあり方。
が、現実は、ねえ。
今日のところは結論はありません。家族でどうしていくのか、私はどう動いたらいいのか、考えていかなければならないな、というモヤモヤでした。
先生さようなら、ありがとう
本日、息子が約2年お世話になった保育園が閉鎖しました。
数日前から「保育園はお引っ越しだよ」と予告し続け、3日前には新しい保育園にお試し入園。今朝は「ここに来るのは今日で最後だよ」と念を押し、帰りの会で先生とのお別れであることを告げてもらう段取りでした。
大好きな先生ともう会えなくなるということが、たぶん息子にとっては一番のダメージだと思う。
ここ半年くらいの情緒不安定な時期、保育園なしでは絶対に乗りきれなかった。息子の心のよりどころでした。何があっても保育園に行けば大好きな先生がいて受け止めてくれるという安心感に、息子も私もどれだけ救われたかわからない。
まだ日にちの感覚が定まっていない息子に対して、あと何日でお別れだよ、と予告することが有意義とは思えなかったので、先生とお別れだということは今日まで言わなかった。でも、察していたのではないかと思う。
昨日、改めて「明日で保育園はお引っ越しだよ。今度から違うところにいくよ」と話したとき、「でも、先生は?」と聞かれた。
今朝は保育園の前で「(息子)、泣かないよ」と言われた。
お迎えに行ったときは、泣いてはいなかった。複雑な表情だったけれど、わりと素直に車に乗った。
そりゃそうだよね。「もう会えない」という意味が分かるのは、実際に会えなくなってからでしょう。お別れの意味は、3歳になったばかりの息子にはまだ分からない。
実は、息子がお別れを経験するのは初めてではありません。保育園に入ってすぐにできた最初のお友だちが、昨年引っ越していってしまった。
そのときは、会ってお別れを言うタイミングがなくて、言い聞かせただけだった。まだ言葉もあまり通じなくて、その後しばらく「○○くんは?」と聞かれたけど、「元気かな、今日は何して遊んでるかな」と答えるだけで、泣かれることもなかった。
私自身も気持ちが沈んで、うっかり「早くから保育園に預けたばかりにこんな小さい子供に2回もお別れを経験させてしまった」みたいな方向に思考が向いてしまい、さらに落ち込んだ。
実際のところデメリットより預けたメリットの方がはるかに大きかったし、人との別れなんて家にいたって起こり得る話なんですけどね。
明日から新しい保育園に通う息子が、どういう気持ちの持ちようになるのかはまだ全然分からない。
もしかしたら、新しい保育園が気に入って、毎日楽しくて、今までの保育園のことはすぐに忘れてしまうのかもしれない。
あるいは、送っていく道のりで、前の保育園との分岐点を通るたびに泣かれるのかもしれない。
毎日、明日は○○先生に会える?と大好きな先生の名前を繰り返すかもしれない。
気が重いけど、今日を迎えて少しほっとしています。
やはり何事も、「先の見通しがつかない」という状況が一番不安を呼ぶと思うのです。
閉鎖に向けて保育園の様子がどんどん変わっていって、皆が何となくバタバタしている、この先どうなるのか分からない、という不安な状況は終わった。
お別れを理解していようといまいと、明日からは新しい生活に慣れるしかない。
しばらくは泣かれるかもしれないけれど、ここまで来たら大丈夫じゃないかな、と何となく思っています。
私も頑張ったよ…!!
アナタどんだけ抱え込んでたんですか、という話。
前記事の通り、再び情緒不安定になっている息子、甘ったれの怒りんぼの泣き虫という凶悪な生命体と化しています。
余裕のあるときはいい。
だっこしてヨシヨシして膝にのせてごはんを一口ずつ食べさせてやろう。抱き締めて寝かしつけてやろう。
でも傍らには4ヶ月の乳児がいる。
あと腰痛再発した。
というわけで最近ちょっとイライラしてました。
息子に対して冷たかったかもしれない。
ピリピリしてた日もある。
そして今日。
いつも通り出勤する夫を見送ってバイバイしようとしたら、涙をボロボロ流して泣かれました。
「おとーたん!おとーたあああん!!おどーだああああん!!!!」て。
「俺今日死ぬのかなって思った」と夫に言わしめるほどの勢いで。
まあいいや、と思って保育園に連れていったら(車の中で泣き止んだのに)、また泣かれた。
先生もびっくりして理由を色々考えてくれてたけど、多分その早番でいたのが好きな方の先生じゃなかったからだから私の口からは何も言えなかった。
さらに、私から離れるのを泣き叫んで嫌がった。
息子は生後8ヶ月くらいからちょこちょこ一時預かりやら何やらであちこちを渡り歩いていて、一歳過ぎてから毎日フルで保育園に通うようになったんだけど、「おかーたんいっちゃやだああああ」ってなったの今日が初めてです。(息子は間もなく三歳になります)
そんで夜、寝かしつけのとき。
いつも通り息子がとりとめのない話をしてるのをろくに脳に届けずにおうむ返しにしてたのですが、突然泣き語り始めました。
「起きたらね、おとーたんもおかーたんも(娘)もいなかったの」
「おとーたんもおかーたんも(娘)もいなかったの?」
「おかーたんいなかったの!」
「おかーたんいなかったの?ごめんね、でも呼んだらちゃんと来るでしょ?」
「来なかったのー!」
前半まじめに聞いてなかったのでアレですが、夢の中の話?なのかな?
とにかく、誰もいなかったし呼んでも私が来てくれなかったと繰り返して泣いていた。
実は最近息子は夜驚症がひどくて、本人は寝たまま絶叫して泣くので、安眠妨害もいいところだぜ、と思っていました。
でも、こっちがうるさいなーとか思ってる間に、そんな夢を見ていたのか。
お母さんは呼んだらいつでも来るよ、そばにいるよ、と何度繰り返しても、息子は結局頷かなかった。泣きながら寝た。
情緒不安定の一言で片付けてたけど、どんだけの不安を抱えてるんだろうと思うと、苦しくなった。
軽くあしらったりして悪かったなあ…。
もっとまじめに向き合おうと思った日でした。
明日で息子は三歳になります。
もう涙は見たくないな。
次の一年はたくさん笑える一年になりますように。
再び暗雲たれこめる
「その日」は10日後、9月30日にやってくる。
保育園閉鎖ですとも。
お盆明けに告知を受け、水面下でこっそり転園の準備を進めていた大人たちの努力を尻目に、あいつはたぶん既に色々察知している。
ここ数日の荒くれぶりといったらないです。
あえての先生への執着見せつけ
甘ったれ倍増
夜驚症絶好調
しかも、赤ちゃん返り絶頂期とは違って、今の息子は言語を使いこなしている。
「さびしい、さびしいの…。」
「一人はさびしいの」
「さびしくて待てない」
「やさしくして」
やってることは甘ったれのくそわがままなんですけど、要所要所にこういった切なげな言葉を挟み込んで、突っぱねる側の罪悪感をあおってくる。
こんな情緒不安定が続くくらいなら、閉鎖日を待たずにとっとと新しい保育園に入れてしまおうかとも思う。
が、もうなんとなくごまかしきれる年齢は過ぎた。
何らかの形できっちり先生や保育園にお別れをしない限り、ずっと泣いて引きずる。ような気がする。
どんどん閉鎖の準備が進む保育園に通い続け、最終日にお別れを言うなんてことが、本当に息子のためになるのか?
でも、それをしなければ毎朝「こっちじゃない、前の保育園に行く。○○先生に会う」と言って泣くだろう。
私も自分の決断に自信が持てないままです。
ところで、この騒動のさなか、閉鎖1週間前に息子は三歳になります。
魔の二歳とか言うけど、ホントにこの一年は魔でしたね。息子も大変だったけど全力でぶつかられる私もつらいよ!さすが本厄だけあるね!
和解した息子と私の愛の物語
各方面に迷惑をかけた息子の赤ちゃん返り騒動が(ある程度)終息し、おかげさまで私と息子はわりと穏やかな日々を送っております(相変わらず当社比)。
ここのところ息子は、私が娘を添い乳で寝かしつけるのを背後から正座して執念深く見守っています。自分が抱っこで寝たいから。順番待ち。
そんで、娘が寝たあと息子を抱っこして、よく待てたね、偉かったね、頑張ったね、とほめると
こくり
と、私の腕のなかで頷く…。
(息子)の番だよ、いっぱい抱っこしようねと言えば
こくり
また頷く。
そんで、私の腕を自分の体に巻きつけて、
「ぎゅ」
って言うとです。泣かせる…。
で、抱っこしたまま息子はとりとめもない話をします。トーマスとか救急車とかトーマスとかパトカーとかトーマスとか消防車とかトーマスとか保育園の話とか。あとトーマスとか。
これが長くてよう…。
手遊び歌とかさせられるし。
でも一日のうちで唯一息子が私を独占して甘えられる時間だと思うとむげにもできないし。
とはいえきりがないので、適当なところで「あっ、お母さん眠たくなっちゃった(寝たフリ)」と言うと
「かーたん眠くならないでー!」
つって泣かれます。
そんで涙にくれつつ私にしがみついて、ようやく寝る。
め、めんどくせえ…。
でもたまに
「お母さん眠たくなっちゃった」
「(息子)も、ねむたいのー…!(必死で目をこする)」
「じゃあ一緒に寝よっか」
「うん、いっしょに、ねるー…(私の腕を体に巻きつけつつ)」
私はこういう息子の姿を動画で保存しておきたいと強く思う。
「こんなかわいい時代があったのよね…」とほのぼのする日が来るかもしれないけど、それより前に来ると思われる第二次反抗期に本人に見せつけてやりたい。(そしたらより一層暴れるだろうけど)
こんなに全力で甘えかかってきて、物理的にも心理的にもべったりべたべたしておいて、将来大きくなったら離れるためにまた莫大なエネルギーで反抗してくるのか…。なんてこった…。
保存しておきたい息子のけなげ話といえば、
「痛いの痛いのおかーたんにとんでけー!」
に対して私が痛がって見せたら、慌てて
「あっ、じゃあ返して!」
と言ったという辺りがあります。
私すごい愛されてるけどそこまで愛してくれなくていいっていうか、私たちにはもうちょっとほどよい距離というものがあるんじゃないのっていうか、私への執着が重いっていうのもあるけど、私全然いい母親じゃないのにそこまで愛されると苦しいです。
とはいえ、平和なのはいいことです。
あとは抱っこ星人を卒業して歩いてくれれば…。
昨日珍しく歩いて帰宅(車から家のドアまで)したために靴が玄関にあったんだけど、今朝は普通にいつも通り抱っこで車にのせたために靴を置き去りにしてしまい、保育園まで二往復したよ…。朝一番ですごい無駄な動きをしたよ…。